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 交通規則の再確認を…         バックナンバー

 梅雨はジトジトした気候同様に、どうも気も晴れないと感じる季節である。しかし、車を走らせていると、木々の緑が誠に鮮やかで、自然がその生命を輝かせている、 1年で最も美しい季節ではないかとさえ思う。

 いつもは埃にまみれた、道路近くの木々も雨でそれを洗い流され、喜びに溢れているようだ。 こういう季節に郊外に足を運ぶと、雨を嫌がるために人の数も車の数も少なく、逆に自然を堪能できる。自生したアジサイの花の、紫がかったり、赤が強かったりを見るのも楽しみである。

 ただ、郊外に行けば行くほど車の量は減るが、カーブでは平気で中央車線を越えて運転する人が増えるような気がする。普段から交通量が少ないので、対向車は来ないという思い込みがあるのかもしれない。

  郊外に限らず、都市部でも車の運転をしていて「ヒヤッ」とすることがたびたびある。普段運転をする人なら、それは特別な経験ではないだろう。自分自身がどんなに安全運転を心がけていても、それは避けられない運命?のようだ。

 運転する人それぞれに「安全車間距離」があり、私の「安全車間距離」を取っていると、割り込みに合うこともしばしば。「これほど急いでいる人たちは、どんな重要なことがあるのだろう?」と、ひとりごとをつぶやくときもある。さらには、横から急に飛び出す車もある。  

 狭い国土の上に人口が1億を超えている人々がひしめきあって住んでいるので、ので、いきおい道路は交通量も多く、しばしば渋滞も起こす。そのためイライラする気持ちになるのも理解できる。私自身もそうなるときが多々ある。  

 ただ、怖いのは「はみ出し禁止」の黄色線でも、平気で車線変更する人がいるのは危険極まりない。また、曲がり角付近に駐車している車両にも「ヒヤッ」とさせられる。 どうもそういうことを平気でする人たちは、交通規則を忘れているのではないかと思う。最近、そういう人たちが増えているような気がしてならない。

 また、交差点内では車線変更は禁止である。それを平気でする人もいる。これも道路交通法を忘れている人が多いようだ。実は交通事故の最も多いのは交差点付近と聞いている。

 免許証を取ったときに勉強して覚えていても、年月が経てば記憶は風化する。 運転慣れによって、それらの記憶が風化し、「危険運転」という意識も失せてしまっているのではないだろうか?基本中の基本を、どこかの時点で再度確認することが必要であろう。

 実は最も手軽でいい方法がある。5年に1度運転免許証の書き換え時である。飲酒運転の危険とかスピードの危険を再確認させるだけでなく、前述のような「普段の運転に生きる」法律の再確認をしたらどうだろう。 交通事故の大半は交差点およびその周辺だと聞いた記憶がある。だとするなら、それは交通事故を防ぐ有効な手段ともなろう。  

 5年に1度でしかも2時間程度にも関わらず、うっとうしく感じる人も多いのではないかと思う。実は私もその一人ではあるが…。そういう「マイナス思考」から「有効活用」できればいいと思うのだが…。  
 
 更新時のビデオ製作の警視庁の担当者?にぜひお願いしたい。

2012年06月