其の2082
広島県東広島市の「カンボジア&ベトナム料理 アプサラス」 先日、経営者がTV番組「ポストマン」に出て、カンボジアの悲惨な少女時代の思い出を語っていた。現在の明るい姿に、今までそんなことがあったなど想像したこともなかった。また、ときどきしか行かない私のことを覚えてくれていて嬉しいねぇ。独特の料理は好き嫌いはあるだろうが、日本人が作る料理とは違うのも、私はときどき食べたくなる。
其の2056
高知県土佐市の「農業法人 池一菜果園 フルーツトマト100(ぎゅぎゅっとフルトマ)」 高知のフルーツトマトで作ったジュース。500mlで2800円は一見高そうだが、飲むと決して高くないと感じる。これを使ったパスタは実に美味しい。トマトの好きな方はで、高知に行く機会があればお土産にぜひ…。
其の1823
広島県竹原市の「一福(いっぷく)」 例の古い町並みを保存している通りにあるお店である。このお店の「鬼瓦そば」はいつも言うようにときどき食べたくなる。お店がちょうど終わっていた時間だけど作ってくれた。これを食べますか?とその日の朝に作ったトコロテンをいただいた。香りのいいトコロテンであった。余談だが、このお店は映画の撮影に良く使われるお店でもある。
其の1784
広島市安佐南区の「アジアンレストラン ze空(ぜくう)」 エスニック料理のランチはバイキング方式で1575円。お店は倉庫を改造した2階。店内のテーブル席はやや暗い感じで、独特のムードをかもし出している。食べ物の種類は豊富でいかにも東南アジアの食べ物が食べられる。また、ドリンクは5,6種類、デザートも7,8種類ある。
其の1769
広島市観音の「スポーツ会館グリル」 スポーツを楽しんだ後食事をしたり、職員の食事用の施設かな?900円のステーキランチは肉も大きくボリューム満点。スポーツを楽しむ人にはちょうど良いかも知れない。肉を食べた気がする。7月から値上げをしたというが、それでも決して高くない。しかし、少し固いかな?パイナップルの酵素を加えればいいかも?
其の1719
吉報! 広島県安浦に「居酒屋 しょっちゅう さくら」が7月31日にオープン決定。イタリア料理店で接客経験の豊富な女性が経営する。お店の名前にもうまく取り入れた焼酎だけでなく日本酒など多様なアルコールが楽しめるはず。また、意外な料理も出るかもしれない。近くに住んでいる人はお楽しみに…。夜だけでなくランチもある。
其の1709
広島市上八丁堀の「八丁堀シャンテ」 最近この辺りに行く機会が多くて、バイキングに…。寿司から中華・洋食のいずれもあるので、食べ物の好き嫌いが多い人と食事を一緒にできる。また、デザートも10種類くらいありその面でも嬉しい。2時間まで駐車場が無料なのでゆっくりオシャベリもできる?
其の1705
広島市宇品天然温泉内の「べんがら茶屋」 温泉に入った後でのんびり食事をするのはいいものだ。ちょうど蒜山高原関連のフェアーをやっていた。そこで「高原コース?」を…。パン・スープ・シチュー・パスタ・デザートで1500円。温泉でこういう料理は珍しいよね。しかし、お風呂上りにはもっと軽いものが合っていたかもしれない?
其の1684
広島県竹原市町並み保存地区の「竹の茶屋 いっぷく」 このお店の「鬼瓦そば」は病み付きになる味である。「顔が変わったでしょう?」と言われたので、鬼瓦そばを良く見ると豚肉の薄切りと、ネギ、錦糸卵で顔を書いている。モデルはお店のご主人らしい。考えるもんだねぇ。ここに来たらもちろん隣の「手焼き煎餅 三代目」に寄らないわけにはいかないでしょう。本物の煎餅はいつ食べても美味しいねぇ。
其の1673
広島のあるTV局でやっている「グルメランキング」 50人のアンケートの結果で順位をつけるのはどうだろう?4,5票集まれば1位とか2位になる可能性もあり、統計上の誤差とも見ることができる。順位をつければそれが一人歩きすることになりかねない。1位になったお店はいいだろうが、順位にもれたお店には厳しすぎるかも知れない。少人数アンケートの場合は注目店としたほうがいいのでは…。
其の1641
広島県東広島市の「カンボジア&ベトナム料理 APSARAS(アプサラス)」 東広島市にカンボジア料理があるとは思わなかった。料理は中国の影響を強く受けていると感じた。聞くと華人でホール担当は7世だという。日本人とは違う味覚の料理であった。米うどん、カンボジアビーフン炒め、春巻き、生春巻き、トリの料理を食べたが、ビーフン炒めが好きかな?
其の1618
広島市堀河町の「タイ料理 サワデLemongrass Grill」 広島では珍しいタイ料理のお店である。ランチは2種類ある。日替わりランチはスープをトムヤムクンに変えると105円アップ。しかし、それでも955円。グリーンカレーにおかず3種。それにドリンクが付く。日本人の味覚とは若干違う味覚が手軽に楽しめる。スパイスのきいた料理が好きな人にはたまらないだろうな。結構、そういう人は多いと思うよ。
其の1562
高知県高知市の「スタンド ル・ヴォア」 2,3年前にオープンしたお店である。高知でも有名なフレンチ料理店にいた経験を持つマスターで、カクテルも生の果物を絞った果汁を使っている。あまり、飲み屋に行くことのない私だが、このお店のように、手をかけることを惜しまない姿勢のお店は数少ないのではないのではないかと思われる。高知大丸のすぐ横にあるお店。
其の1553
高知県南国市の「レストラン 岡豊城」 高知県はモーニングサービスの安いお店が多い。このお店も580円でホットサンドのモーニング。サラダ・コーヒー・ゆで卵・味噌汁・デザートとかなり豪華である。また、何種類ものモーニングがある。32号線沿いの、看板からして目立つお店でもありお客さんは多い。昼・夜のメニューは見なかったが、和食類・洋食類もあるのではないか?
其の1528
食べ物店にもいろいろある。ほとんどのメニューが、業者の製品を盛り付けるだけのお店も、最近は増えたように感じる。創作料理と銘打っていても、何が創作料理なのだろう?と思う料理もある。また、お店に本格的な料理人がいるのだろうか?と感じさせるお店もある。食の安全性が問題になっている現在、「外食産業とはどうあるべきか」を考えさせられるねぇ。
其の1453
昼食の時間を少しはずしたために、やっているお店は少ない。ファミレスかそういう類のお店に限られて、久しぶりに「牛丼 吉野家」に。この数年来てないなぁ。また、来るときは誰かといっしょだが、今回は一人なので、牛の量が多くてご飯の量が普通なのはどうしたらいいか、メニューをみてもよく分からない。メニューの下に書いておいてくれると嬉しいのだが…。
其の1432
広島県東広島市?黒瀬から八本松に抜ける道沿いにある「テール鍋・ジンギスカン・焼肉 天隆(てんりゅう)」 偶然前を通っていて入ったお店である。周りのお客さんの食べているのをみて、店員さんに注文。「テール鍋」であった。それにご飯とで1950円。この鍋は美味しかった。つい店員さんに「美味しいですね」と声をかけたほどである。ぜひ、今度は焼肉も食べてみたいと感じさせる味である。
其の1402
最近になってやっと気づいたことがある。私は握り寿司が大好きだと、つい最近まで思い込んでいた。ところがどうも違うようなのだ。決して嫌いではないし、好きだけれども、毎日でも食べたいとは思わないのだ。あの「やぐら寿司」のお寿司が好きだったことが、今になったつくづく分かってきたのである。そう考えると、どの食べ物でも「○○店の△△が好き」だという気もする。他の人はどうなんだろう?
其の1393
松山市の椿さんの表参道を少し入ったところの「定食屋 朝昼夜(あさひや)食堂」 お袋の味がする大衆食堂で無性に食べたくなる。そんなときは企業的でない小さなお店に行きたい。お昼のランチが650円。何とも言えない懐かしい味。しかし、熟年女性同士の「漫才?」と、いつも見る若い女性の姿はなかった。体調でも崩したのかな?
其の1377
食べることが中心のお店で、豪華とか少し物足りないとか、皆さんはどうやって判断するのだろう?業者の作ったものが中心のメニューのお店と、手作り中心の店ではもちろん違いがある。私の場合、材料費が3分の1は適正、4分の1はやや物足りない、5分の1以下はボッタクリ、5分の2はかなり豪華、2分の1以上は経営者の道楽、と感じる。これは私の思いつきなので決して信用しないように!
其の1354
煮魚が食べたくて広島県倉橋に行った。倉橋に行けば美味しい魚料理が食べられると思ったから。ところが、魚料理の専門店は見つからず。民宿があっても予約が必要だという。そこで、桂浜温泉館の「お食事処 海里部(かりぶ)」で煮魚のついた定食を食べた。チリメンジャコのご飯、サヨリの刺身、貝汁、ハモの湯引きなど質、量ともに、1580円なのにかなり豪華。地元の人が温泉と食事を楽しんでいるようだ。
其の1323
広島県鞆の浦の「感謝の豆腐工房」 豆腐を2度絞りしているという。出来立ての豆腐を食べるために、約1時間商店街を散策。そこで茹でたカニを行商しているおばあちゃんに遭遇。彼女から1袋500円(5匹)を購入し車の中で食べた。甲羅の大きさが10cm未満のこぶりではあったが美味しいことに感激。さて、豆腐は中身が?非常に濃い感じがした。まだ、若い人なので荒削りの味であったが、必ず彼はマスコミにも盛んに取り上げられるようになると思うよ。
其の1314
料理店の格付けをする有名な会社がある。格付けをする場合は最低でも3回は行くという。まして1人で行くわけではない。私はお店のランク付けをするほど味覚が発達しているとは思っていないので、格付けをする自信なんて毛頭ない。格付けをしたほうが、読んでくれている方にはわかり易いだろうが、そういう理由で格付けはしていないのである。ただ、私個人の好みと評価は行間でわかっていただけるはず…。
其の1300
広島県海田町の「食堂 魚のたわら」 地元の魚屋さんが開いた大衆食堂だそうだ。魚のたわらと銘打つだけあって、魚料理がふんだんにある。一般的には大衆食堂では冷凍物を使うが、このお店では新鮮な魚も置いている。昼時にはどんどんお客さんがやってくる。1000円以内で十分食べられるので、サラリーマンで一杯になる。
其の1285
前も書いたが、愛媛県中山町の「山スイカ 橋本さん」 今年もほぼ週に1回買いに行った。今回は「デン助スイカ」(黒いスイカ)を購入。今年の販売はこれで最後の日だった。もちろん「2番なり」ではあるが甘さも十分あった。また、来年も…。ところで、私は確認していないが、本人の話によると地元の新聞にスイカ作りで載ったという。
其の1265
松山市2番町の「風だより」 インターネットで知ったお店である。ランチは650円の1種類で食後のデザート・コーヒーもついている。ご飯は赤米か玄米の選択制で、私は玄米を選んだ。おかずは味噌汁・サケの他は野菜の煮物とか酢の物。まさに健康食である。女性が多いお店かと思っていたが、昼時はサラリーマンが次々に入ってくる。夜は居酒屋なんだろうなぁ。
其の1253
愛媛県中山町の「茶屋 ささい」 栗と餅の入ったぜんざいで有名なお店である。650円の定食もある。かなり年配の婦人一人でお店を切り盛りしているようだ。日替わりだけでは物足りなかったのでぜんざいを注文。真夏に食べるぜんざいも結構いけるものだ。
其の1240
広島市翠町の「天丼屋 天松」 広島の天丼屋としてかなり有名なお店である。私もときどき行く。やはり今回も同じように天丼とキツネうどんを注文。繁盛店でもこの雨には勝てないのか今日はお客さんの数が少ない。常連客はこういう日にはどこで食べているのだろう?
其の1222
広島県竹原市も町並み保存地区の「食事処 一福」 「最近、あのお客さんが来ないと言っていたばかり」とお店の経営者に言われた。隣の「煎餅屋 三代目」では「雨の日に良く来てですね」 「江戸そば 遊山」では「今日は休もうと思ったが休まなくて良かった」 今日も私の竹原でのフルコース。ところで、観光客で煎餅を良く知らない人は「高い」とか「硬い」とかいう人もいるらしい。本来の「手焼きの煎餅」の味を知らない人が増えたんだろうなぇ。それに手焼きが高いのは当然だろうに…。
其の1098
広島三越の物産展で弟子のお土産を買った。浅草「今半の牛メシ」「チョハッカイ?のシュウマイ」そして「銀座スエヒロのメンチカツ」どれも値段とのバランスでは良かった。特にメンチカツは弟子に好評だった。やはり、実際に自分の目で見て買ったものはあまりハズレがない?
其の1087
松山市観光港前の「旅館 小富士」 私は朝食を食べる習慣がないのであるが、時々食べたくなるときがある。何と500円の朝定食は、ご飯、味噌汁、玉子、海苔、野菜の煮物、味噌汁、特に野菜の煮物は煮干のダシが良く効いていて、「野菜の煮物が美味しいですね」とお店のおばあちゃんに思わず言った。まさしくこれが本当のおばあちゃんの味。
其の1079
私の知人があるお店に偶然入った。私も行ったことのあるお店である。そのお店の人が知人の行くお店の悪口をさんざん言ったそうな。いわく「店の名前が悪い」、いわく「そんな店を聞いたことがない」、挙句の果てに「私の店を知らないのはモグリ」。その店主は悪口を言ったお店を知っていると思うがなぁ…。知人は「高いのに(夫婦で2万円)、大したことはなかった。二度と行かない」と怒っていたよ。他のお店の悪口は禁句じゃないかな?
其の1040
松山市三津の「堀本かまぼこ」 あるお店を探していて偶然見つけたお店。お店の中には何枚も全国品評会の表彰状が掲げられている。このお店の名前も今まで聞いたことがなかった。しかし、陳列台を見るとほとんど贈答用の蒲鉾が箱に入れて並べられている。地元では贈答用に使う高級な商品だろうなぁ。また、奥さん?も親切な人だった。今回はじゃこ天と竹輪だけだったが、今度蒲鉾を買ってみよう。
其の1019
本来高い食材が信じられないくらい安いお店がある。不思議に思っていたら、「週間ポスト」がそのからくりを3週にわたって書いた。「そばうどんのコワイ話」「人工和牛しゃぶしゃぶ肉は200g980円也」「チキンナゲットはクズ肉の塊だった」などなど…。細かい内容は週間ポスト」のバックナンバーを購入して読んで下さい。(売っているのかなぁ)
其の985
久しぶりに広島市県立大学近くの「天丼屋 天松(てんしょう)」に行った。いつ来ても同じ味を保っている。天丼だけでは物足りないのでうどんを追加注文。大食いの私にとってもさすがに多すぎる。ミニうどんとセットのメニューをつくってもらうとありがたい。
其の971
店の経営者で勘違いしている人もいる。「自分の儲けだけ」を考えていてはお客さんは来ない。経営者本人および従業員が「来たい」と感じるお店でなければ…。実際に流行っているお店の中には、従業員とかその家族が休日には食べに来るところもある。また、自分のお店のお客さんに興味のない経営者もいる。要は自分の利益だけが興味対象。今一度原点に立つ必要があるお店も結構ある。私が書いているお店の中にもあるのは事実。
其の961
最近ホテルではサービス料を取るところと取らないところがある。一体サービス料とは何だろう。食べ物を持ってきてくれるのがサービス料なら、セルフサービスのお店以外は必要なことになる。バイキングでも取るのはどういうわけだろう?消費税も内税方式になっているのでサービス料も値段に込めるのが流れになるかな?
吉報!!
「天ぷら屋 津久根島」で二十六年も勤務し、実質天ぷらを揚げていた「花板さん」が独立。9月15日に「天ぷら食堂 田丸」をオープン。場所は西区大芝1147、簡単に言えば大芝公園前。Tel 082-230-9141
其の890
広島県吉和の名産「アワビタケ」 吉和に仮住まいしている知人に頂いた。まるで雪のように白いキノコである。以前に一度だけ「ウッドワン内」で食べたことがある。今回はバターで炒めて生ハムを添えて食べた。食感がアワビに似ているから「アワビタケ」と名づけられたと聞いたが、切ったときの姿もアワビに似ていると思う。
其の880
前回書いた「ふなや旅館」で出されたマンゴーが美味しかったので、どこの産か聞くと、愛媛県の興居島(ごごしま)だという。昨年から出荷され始めたらしい。道後の「里果物店」で扱っていると聞いたので早速買いに行ってきた。1個当たり1500円するが、その価値は十分ある。先日の宮崎産と比べるとやや甘さに欠ける感じがしたが…。食べるのが2、3日早すぎたのかな?
其の870
いろんなお店に食べに行って思うことは、繁盛しているお店にはその理由がある。単に美味しいだけじゃない何かがある。細かな気遣いが料理に感じられるのである。最後のフルーツ1つをとっても、「どのお店も出しているから出す」という出し方と、「美味しく食べてもらいたい」という出し方ではまったく違う。メロンで例えれば、前者は固い部分を平気でだすが、後者はそういうことは絶対にない。
其の849
松山市余戸東国道56号線沿いの「うどんと豚丼 にちょう」 帯広炭火焼の豚丼、昔ながらの讃岐饂飩というキャッチコピーが気になっていた。うどんと豚丼の両方が食べたかったが、定食の味噌汁をうどんに変える組み合わせはなかった。料金をうどんの種類によって追加するシステムにしたらどうかな…。
其の844
私はふだん「わらび餅」はほとんど食べない。食べるとしてもスーパーで売っているものである。久しぶりにデパートに行くと、いかにも美味しそうな「わらび餅」がある。奈良市と大阪に本店がある「千寿庵吉宗」のわらび餅。食感がまったく違う食べ物を食べているように感じたのだが…。
其の840
松山市三津?の「ステーキ屋」 どうも名前がそのままのようだ。「かつ花」というトンカツ屋さんの経営するお店のようだ。前から探していたのだがずっと見つからなかった。「なーるほどこの通りは通らないから…」と納得。ハンバーグ250gのコロンブスランチ?が980円は安い。
其の837
ある人に「手焼きの煎餅のお店がある」と話したら、その日のうちに買ってきてくれた。松山市西一万町の「マリア製菓」の煎餅。実に素朴な味である。子どものときに食べていたのは、このような素朴な煎餅だったように思う。いつの時代でも「シンプルイズベスト」
其の831
細かく見ている方はお気づきでしょうが、ほとんどの方はお気づきになってないでしょう。ちきんはうす ナースが通信販売を始めました。鶏肉の食べられない私でも食べられる空揚げです。興味のある方は是非一度ご賞味下さい。
其の815
ある人にもらった「カブ」 刺身用で生で醤油、ワサビで食べるという。確かに甘くて美味しいカブだ。私も農家出身だが「カブ」を生で食べるなどの習慣がなかった時代であったため、生では食べたことがない。最近「サラダ」で生野菜が盛んに出されるようになったが、昔の野菜と比べてどうなんだろう。
其の809
お店によっては「このお客さんは誰々で…」と勝手に他のお客さんに紹介する経営者とか従業員がいる。これはお店として絶対に厳禁。仕事を離れて食事をしたり、気分転換にアルコールを飲んでいるのに、そのお店では仕事を背負って食べたり飲んだりしなくてはならなくなる。私はこれをやられるとそのお店から足が遠のく。
其の779
松山市北土居町の「中国茶工房 遊(ゆう)」 中国茶専門店だけあって、お茶の種類は多い。一体何種類あるのだろう。お昼のランチもやっており、980円でオシャレなランチが食べられる。お茶も3種類ついている。ゆったりとした空間で、しかもゆったりした気持ちでお茶を飲むときがあってもいい。良く見ると私の大好きな「柚子」のお茶もある。今度は是非飲みたいものだ。
其の741
最近テレビの料理番組を見ると、嘆かわしく感じることがある。鍋・フライパンから手で直接食べ物を取って味見をしたり、箸で味見をしてそのまま箸を使う料理人を見かける。和食でもオタマジャクシで味見をして洗わずにそのまま使う料理人もいる。一度自分の口につけたもので料理をするのをみると、どんなに美味しいお店でもがっかりする。一流のホテルでは決して許さないだろうに…。
其の730
愛媛県西予市の帰り周りを見ていると「蒲鉾・じゃこ天」の文字。今まで聞いたことのないお店だったので早速入る。「伊予蒲鉾株式会社」の「無添加 手押しじゃこ天」農林水産大臣賞受賞のじゃこ天だった。手押だけあって歯ごたえが機械押しとは全く違うね。
其の708
最近「モツ鍋屋」が増えてきた。一時期たけのこのようにできたが、その後バタバタ倒れた。第二次モツ鍋ブームの様相を示している。広島市流川の「モツ鍋屋 ばってん」に行ったが、ダシが実に美味しい。それだけでなく従業員の接客態度がいい。このお店はおそらく繁盛するだろう。モツはよく処理されており特有の臭みはないが、やや、処理しすぎと感じる人がいるかも知れない。
其の686
新しいお店を開店するときには、まず第一に名前が大切。誰にでも覚えてもらえる名前をつけなければいけない。凝りすぎて覚えにくいものは波及効果が少ない。次はお店の看板。デザイナーは「粋なもの」をしたがる。そのために何の商売か分からないお店がある。看板は本来お客さんに知ってもらうための手段だ。手段が目的になってはいけないと思うよ
其の679
広島県五日市の「サンリブ内」にある「豆腐屋」 そのお店の豆腐を2度も知り合いにもらった。自然の甘みがある美味しい豆腐である。しかし、残念ながら私はまったく知らなかった。ところが、聞いてみると他の知り合いもよく買いにいくという。早く教えてくれれば買いに行くのに…。
其の673
松山市の市駅からはなみずき通りに向かう途中にある「てんぷら屋」 てんぷらと言っても「じゃこ天」などを売っているお店。「ハランボのじゃこ天」を売っている。このお店の考案したてんぷらだそうだ。「ハランボ」がどんな魚かを私は知らない。宇和島の方で獲れる魚らしい。1枚100円だった。もう少し薬味を効かせたらどうだろう。
其の648
日本蕎麦は「のど越し」を楽しむ食べ物である。しかし、悲しいかな私は子供の頃に美味しいそばを食べてない。蕎麦と言えば「年越しそば」くらいなものである。だから、のど越しでは、あの「ほのかな香り」が分からない。2〜3回かんでやっと味わえる。「日本そばの通」にはなれないことが最近分かった。知能は3歳から4歳までに70%が決まるといわれるが、味覚も同じかなぁ。
其の644
奥道後のお店を探したのだが、見つかったけれど「完全予約制」だという。ここまで来たので、317号線を今治方面にそのまま進んだ。「藤野々」というバス停近くに「丸味(まるみ)」というお店を見つけたので入った。昼食の時間だったせいもあるのだろうが、お客さんの数は多い。地元の人らしく、お店の人と親しくはなしている。私は「和食モード」に入っていたので「刺身定食」を食べた。ミニうどんも付いていた。確かこの辺りの風景は見たような気がする。地元のテレビでやっていたお店だったかも…
其の639
専門店と多店舗展開はある面では矛盾する。究極の専門店は1店舗で「独自の味」をとことん追求するのが在るべき姿かも知れない。しかし、より多くの人に味わってもらうためには多店舗展開が必要だろう。極論すればラーメン1杯食べに、沖縄の人に「北海道まで来て欲しい」と言われても…。このときどれだけ多くの「いい料理人」を確保できるかがポイントになるだろう。そうでなければ早晩ファミレスとなり、値段の競争にならざるを得ない。どんなにマニュアル化しても、人の味覚は鋭い人ほど湿度と温度に左右されるからねぇ。難しい問題だよね。
其の626
愛媛県中山町国道56号線沿いの「茶屋 ささい」 茶屋と言っても普通の喫茶店とは少し違っている。中山栗を入れた「お汁粉」がメニューにある。もちろん定食もあるが、「お汁粉」が売り。小豆は北海道の大納言を使っている。かなり年配の夫婦だけでやっているようだ。私はあまり食べないので本当に美味しいかどうかは分からない。でも、1度は食べてみる価値はあると思う…
其の624
フレンチとかイタリアンで凝ったお店の名前をつけているところがあるが、余りにも「凝りすぎ」と感じる名前もある。他の人に教えるのに、お店の名前が出てこない。場所が分かりやすいならまだいいが、その上分かりにくいところだとお客さんに紹介もしてもらえない。自分で自分の首を絞めている。
其の601
高知市の大丸東館地価1Fの「旬の菜果のトマトジュース」500mlが1500円と2500円のものがある。弟子の「田部亭 優香(たべて ゆうか)」がお土産に買ってきてくれた。まさに究極のトマトジュースである。飲むといいトマトを食べている感じであった。これをっ使ってペスカトーレを作ったがさすがに美味しいねぇ。2500円のものは「塩」が入っていないのに糖度11のスイカ並みの甘さの中にそれを感じた。不思議だねぇ。
其の592
最近「創作料理」という名前が盛んに使われている。しかし、行ってみると実は創作料理でも何でもなく、どこにでもある料理。経営者本人はそれを知っているのだろうか?それとも色んなところで食べてないから知らないだけ?
其の564
広島市五日市の「創作家庭料理 もりした」 身体にやさしい家庭料理という感じの料理が出る。具体的に言えば揚げ物・炒め物が少なくて野菜の煮物が多い。コーヒー・ケーキがついて1260円のランチは手軽に食べられる。ただ、地元の人はともかく、場所は分かりにくい。
其の560
お店が流行る条件はいくつかあるが、その一つに「お客さんに興味があるかどうか?」がある。「自分の儲け」しか頭の中にない人は、どんなに接客態度が良くても結局見破られる。味というのは「気持ち」もその条件に入るというのが分からない経営者も多いようだ。長続きはしないだろうねぇ。
其の550
あの有名なホテルニューオータニが出したスープ。100ミリリットルでも300円〜400円するそうだが、さすがに美味しいねぇ。しかし、実際に現地で食べるのとは温度・雰囲気など条件が違うのでかなり違うのだろうが…。
其の541
広島県黒瀬のカレー専門店「キートン」の「つぼ焼きカレー」 何か特別のカレーかと思ったが、普通のカレーだった。少し小麦粉を加えて炒めてから作ったものだろう。海鮮カレーを食べたが、懐かしい味がした。サラダ、スープなどはセットになっていないので別に注文したが、量が多くなった。セットにすればいいのになあ。
其の536
愛媛県大洲の「五郎西瓜 ちはや」 贈答用のものだと聞いて大きいものを2個買ったのだが、甘さもしゃきしゃき感も今一歩。たまたま運が悪かったのかなぁ。それに農作物は天候にも左右される面もあるし…今度は大洲に行って買ってみよう。
其の522
「功遂げ、名遂げた人」の料理もいいけど、最近は若い料理人を応援したいと思う。今までのイメージにとらわれない大胆な料理が面白いと思う。時代とともに味覚は変化する。個人的に振り返っても40歳が1つの転機だった。それまでは濃い味・薄味、青みの魚・白身の魚、サーロイン・ヒレ、何でもOKだったが(今でも嫌いではないのだが)、かなり変わったなぁ。
其の514
「フレンチ シェタン」のシェフの原点を知りたくて広島市牛田の「柿坂」に行ってみたが、予約のお客さんだけだという。常連客が多いんだろう。この商売の厳しい時代にすごいとしか言いようがない。確かに一般には分かりにくい場所ではあるが…予約してなかったので食べられず。私自身は予約して食べるのは余り好きじゃない。天候、気温、湿度、体調などによって食べたいものがその日によって違うから。
其の484
愛媛県松山市の奥道後をさらに奥に入った「ログハウス 華福」 例の喫茶店邯鄲(かんたん)の少し手前のお店。野外用の鍋でトリを丸ごと、タマネギ・ニンジン・サツマイモ・ジャガイモなどを豪快に煮たものが出される。味付けは塩コショウのみのシンプル。釜飯は700円追加で食べたれる。自然の中でゆっくり食事をしたい人にお勧め。
其の477
美味しい「パステル」がどうしても食べたくてパステルの皮を買ってきて弟子の「田部亭 優香(たべて ゆうか)」に作ってもらった。昔に食べたものとはかなり違うが少し似ている。2,3回試行錯誤を重ねると美味しいパステルを食べられるかも?
其の472
呉市広本町の「ブラジル料理レストラン Fadis Bras(ファジス ブラス)」美味しいパステルを食べたくて行ったのだが、パステルは作っていないという。ポルトガル語?で書いたメニューを見ても分からないので牛肉のランチらしいものを注文。確かに日本人の作り方とは違って豪快。量の多さにも参りました!
其の467
味覚は文化と前に書いたが最近つくづく思う。知人に強烈な濃い味が好きな人がいて、さらにその上にほとんどの料理に「酢」をかけるという。確かに「酢」は身体にいいのだろうが…また、すき焼きにもほとんど砂糖は入れないという。う〜ん、育った環境で味覚はずいぶん違うものだ。
其の461
今治市の「蒲鉾店 魚貞」 家老の家柄のお店。前に弟子に蒲鉾を買って来てもらったのだが350円のじゃこてんがあると聞いたので買いに行ったが100円のものしかない。弟子が見間違えたのかな?
其の457
広島県湯来まで行って目的の蕎麦屋さんがなかったので「団栗(どんぐり)」で昼食。団栗はこれで2回目。相変わらず周りの会社の人で昼食時はお客さんで一杯。ハンバーグセットと焼きそばを注文したが、ほとんどの人は豚の生姜焼き。また、今度こなきゃ。
其の454
色んなお客さんがいるんだねぇ。オシャレなナイフとかフォークをお店から黙って持って帰る人がいるらしい。その人が来る度になくなるので、お店では分かっているのに気づかないのは本人だけ。馬鹿だねぇ。
其の452
愛媛県中山町の「山菜(さんさい)」「銀杏飯」という看板が前か気になっていた。古い民家を改造したような、江戸時代にタイムスリップしたような藁葺の屋根。銀杏飯は季節商品でなかった。仕方なく「さつま汁定食」を食べた。愛媛県なのに「さつま汁」とは変だと思っていたが、「妻」と関係のある言葉らしい。小魚を磨り潰したものを味噌で味付けしてご飯にかけて食べる。山芋をすったような感じの食べ物。
其の448
京都市上京区の「京栗菓匠 若菜屋」の「黒豆しぼり」「りぃつてんしん」さすがに上品で美味しい和菓子だ。広島市の「福屋 デパート」でも販売しているという。しかし、こういう物はやはり贈り物で戴くに限る!?
其の441
広島駅前の「エール エール」に行ったら「RCC推薦の全国グルメ」の催事をやっていた。その中で行列ができているところがある。見るとメンチカツのお店。基本的に並ぶのは大嫌いだが面白半分に並んだら、「あの金メダリストの北島の実家のお店」だという。北島選手が「儲かってチョー気持ちエエ」と言っているかどうかは不明 。
其の428
少し変わった料理?というほどではないが、広島市大手町の「hati(ハティイ)」 インドネシア・べトナム・タイから材料を入れているらしい。平和公園の桜が咲いた頃には最高のデイトスポット。
其の415
広島市若草町のインディアンレストラン「ルーパリ」 日本人の味覚に合わせて「ナン」が甘くなっている店が多いが、このお店は本来のナンの味である。ルーは他のお店では入れてないスパイスが1種類入っているような気がしたのだが…
其の407
愛媛県宇和島市の蒲鉾屋「野中」の「手押しじゃこてん」 機械押しのじゃこてんとなぜ「歯ごたえ」があんなにも違うのだろう。1枚140円だけど価値はあると思うよ。
其の393
前に書いた広島県竹原市町並み保存地区の「せんべい屋 三代目」の「生姜煎餅」が余りにも美味しかったので、また買いに行った。店主によると、「手焼き煎餅」を作る職人はあまりいないようだ。機械焼きとはまったく違う食べ物と考えた方がいいくらい。
其の390
広島市リーガロイヤルホテルで売っている「リーフパイ」 これは1口食べた瞬間美味しいと感じた。私はケーキのようなものより、こういうタイプのお菓子が好きなのだが、これは本当に美味しいパイだと思うよ。
其の387
愛媛県はかんきつ類の生産が多い。その中でも私は「伊予かん」が最も好き。これも他のところでは、なかなか食べられない美味しいものを戴く。ぼたぼたと果汁がしたたり「こんなに美味しいのか!」と食べるたびに感じるよ。
其の382
弟子の中には家が兼業農家の者も結構いて、中には「琵琶」を生産している者もいる。ときどき「琵琶」を持ってきてくれるが、それも最高級品。普通に私が口にするものとは大違いで、大粒で果汁がしたたる。最初は驚いたね。
其の376
買い物マニアの弟子が今度はインターネットで「もつ鍋セット」を買ってきた。ダシだけ味わうと特別に美味しいとは思えない。ところが、「もつ」と「野菜」を入れて食べるとバランスがよく実に美味しい。参考までに書けば「焼鳥居酒屋 ウェスタン」のもの。
其の370
週間文春によると今度は「立ち食い蕎麦」の表示が問題だという。そばは2〜3割しか入ってないらしい。7〜8割は小麦粉だから、正確には「そば風うどん」という厳しい指摘もあった。ニセ表示の「肉」に始まり、温泉、回転寿司などいろいろあるもんだなぁ。
其の354
広島市江波(えば)の食堂「味よし」 広島でも有名な料亭の板前になった弟子に教えてもらったお店。てんぷら定食が1000円以下は内容から言っても悪くない。そういえば最近久しく行ってないなぁ。
其の352
愛媛県松山市はなみずき通りに最近できたばかりの「はなみずき食堂」 広島の「産業会館」の「ごはん屋」とほぼ同じような品揃えと形態で、自分の好きな単品を選べるセルフ方式。昼食どきにはお客さんで一杯。1000円もあれば大満足。こういうお店をみんな求めていたんだねぇ。
其の339
広島女子大のすぐ近くにある天丼屋「天松」 私も昔からときどき行くのだが、いつ行っても常に変わらない安定した味。この変わらない味が支持されている理由だろう。
其の316
高知県大方町の「バザール漁」 漁業協同組合の直営のお店。イセエビ2分の1が大きな器の中に入った味噌汁にカツオのタタキがついた定食が何と1800円。ただ、値段が値段なのでイセエビはやや落ちるが、ボリュームに圧倒される。
其の304
愛媛県中山町と言えば「クリ」で全国的に有名。今まで料理の材料の一つとして食べたことはあったが、「湯がいて」食べたのは初めて。あのブランドの「銀寄」ではないが信じられないほど美味しい。
其の254
私がかわいがっていた弟子「田部亭 優軒(たべて ゆうけん)」の1周忌が過ぎた。30歳になる前に交通事故で亡くなった。出雲にある「献上そば」の「羽根屋」に行く途中だったとのこと。新そばが出たときにはお店の人に勧められる常連だった。献上そばを戴くたびに彼を思い出す。これほど律儀で礼儀正しい青年はあまりいない。
其の251
国道196号線の旧道沿いの市場のすぐ横にある大衆食堂「市場」 魚料理の専門店かなぁと思って入ったら大衆食堂。何を食べようかと考えていたら「日替わり定食」が出された。大きい具いっぱいのオムレツ、小魚の煮物、野菜の煮物、味噌汁、ご飯で650円。いかにも「お袋の味」 初めてなのに、なぜか懐かしさを感じた。
其の247
弟子の「田部亭 優香(たべて ゆうか)」にお中元でもらった「爆弾(デン助スイカ)」は抜群だったね。私も農家出身で美味しいスイカはよく食べたが、あれほど身がしまったものは初めて。値段だけのことはある。
其の236
国道2号線沿いで、広島市と東広島市の境目あたりにある「ルート2」 国道をよく通る人なら誰でも目にしたことのある大衆食堂。ここの「ホルモン焼きそば」は見た目は良くないが、味は決して悪くない。店長によれば「この焼きそばは子供ができやすくなる」とのこと。そのためにテレビにも出たという。子宝に恵まれない人は一度試してみては? 効果のほどは保証しない。
其の229
日本人は横文字に弱いねえ。常連といえば嫌う人も、リピーターといえばいいイメージで見る。「ケーキはチョイスできます」などと、いかにも外国語の苦手そうな、若いお店の人がいうと噴出しそうになる。
其の227
弟子の「田部亭 磐衛門(たべて いわんえもん)」が貧乏人に見られたことを書いたが、実は私も2度ばかり失礼な扱いを受けたことがある。トレーニングウェアーで、あるお店に行って「座敷」に入れてくれるよう頼んだら、明らかにイヤな顔をされた。例によってアレコレ注文したら態度が豹変。イヤな店だねぇ。
其の224
私の20年来の弟子「田部亭 磐衛門」(たべて いわんえもん)が奥さんと松山市内のある料理屋に行き「アワビ」を2人前注文したところ「お客さん、1万円はしますよ。大丈夫ですか?」といわれたという。彼がお金持ちだと知ったらお店の人は驚くだろうね。それにしても失礼だね!
其の213
今回沖縄で驚いたのは、あの「花まるうどん」が沖縄にも進出していること。それも那覇市内の国際通りに店舗を構えている。沖縄で「讃岐うどん」が新たな進化をとげるって?「そーきうどん」が生まれるかも知れない?
其の201
古い旅館を改造して料理屋にしているお店は結構ある。その中の一つ。前から気になっていたので行って、コース料理とお勧めのハモの焼き物を注文。吸い物は薬味も使ってなく少し臭った。ハモも骨きりがうまくいってなかった。包丁が切れるようになるまでには10年以上かかるんだねぇ。
其の176
昔私の弟子だった若者が、肉料理で美味いお店を尋ねたので教えたところ、「イヤだ!」と言う。実は1枚8000円のステーキだったのだが、肉を焼くので「焼肉」と言ったのがダメだったらしい。「ステーキ屋」と言ったらとても喜んだ。味より言葉が大切なのかなぁ。
其の165
韓国で焼肉というのは誰でも思うが、犬の肉はさすがに勘弁。今でも犬の養殖をしているという。私の知り合いは食べないそうだが…。ただ、食は文化だから、その国の食文化を批判するのは問題だというのが私の持論。
其の162
初めてのお店では「大体5〜6000円のメニュー」を注文していた。そのお店の実力が大体分かるから。しかし、失敗が多く、最近は2〜3000円で様子見をすることにしている。ごく最近もフレンチでやられたよ。臭う前菜が出たよ。
其の161
北海道に行ったとき、弟子たちがジンギスカン料理を食べたいという。いくら説明しても、松山に美味しいお店があるので、現地だからそれ以上と思っていたらしい。結果?言わない。
其の134
鹿児島の三越デパートで買った「島原のイチゴ」 少しおおぶりで実がしっかりしている。贈答用に販売しているようだ。余りにもおいしそうなので一箱買ったところ実に美味い。やっぱり、いいものは高いねェ。
其の124
私が職場で飲んでいる水は「海洋深層水」 2リットル入りボトル1本が800円。水なのにガソリンの何倍もするとは驚きだねぇ。
其の122
仕事の関係で韓国へ行ったお土産に「例のスルメ」を買ってきたのだが、大失敗。食べ物評論家としてまことに恥ずかしい。デパートの最高級品だったのだが…。
其の113
「美味い」と聞けばすぐに食べに行くんだけど、本当に納得の行くものは少ないねぇ。10〜20件に1件かねぇ。それでも懲りずに何度も繰り返す。もう悲しい性としかいいようがないねぇ。
其の111
私がよく行く日本そば屋。弟子の優太郎と優三を連れて食べに行ったところ、中年の紳士が若い女性に「そばの食べ方」を知ったかぶりで説明していた。私の顔を見た店員さんが「いつものですね」と声をかけると、急に紳士はダンマリを決め込んだ。
其の109
私の場合はあまり「美味しくない」お店のことはできるだけ書かないようにしている。たまに書くことはあってもそのお店が分からないようにしている。例え事実でも訴えられると大変なことになるからねぇ。ケ○サツ(ヒロ○マ)も最近はコンピュータ関係の採用が増えたというウワサも…
其の88
私は「鶏肉」はあまり食べないんです。私の世代では,子供の頃、家に飼っていたニワトリを食べたことがトラウマになっている世代でね。その私でも食べられるのがチキンハウスナースの唐揚げ(空揚げ・からあげ)。
其の83
ケーキにはあまり自信がない。幼いときからずっと食べているわけではないからねえ・・・。微妙なところは自信がない。だから、ケーキには厳しい弟子の田部亭優香のアドバイスをもらおう。
其の61
私が魚が好きなせいか?子供まで魚が好き。子供がまだ、小学校の低学年の頃に、よく行ったあるお店。行く度に子供が「ヒラメの生ちり」を注文するのには板前さんも驚いていた。
其の51
先週に続く話。味覚というのは、単に味だけでなく、雰囲気によって大きく左右される。愛し合っている恋人同士であれば何を食べても美味しい。お店によっては、態度のデカいことを売りにしているところもあるが、お客が入るのが不思議。マゾっ気?
其の50
ある人との会話。「先生、味はムードじゃない。味そのものだ。ワシが漁師さんと魚つりに行ったとき、カケた茶碗で食べたが、うまかった」そうだ。でも、逆に漁船で、「フランス料理のように出されるとマズいんじゃない」と言うと黙ってしまった。
其の40
「究極にマズいラーメン」、「究極にヒドい定食」というキャッチコピーのお店はないですか。私ならすぐに行って食べるんだが。ただ、「腐りかけの魚」というのはご勘弁を。
其の34
北海道に行く度に楽しみにしていたのは「揚げイモ」。でも、今は北海道に行っても食べたいとは思わない。そのまま一個を揚げるのではなく、一度つぶしたものを揚げているから。今も昔のまま作っているところもあるが、そういうお店は少ないようだ。
其の14
天然物と養殖―味が違うのは仕方がない。もう天然にこだわる時代ではない。だって農家は2000年以上前から稲の養殖(?)をしているよ。「天然の米を出せ」という人はいないよ。
其の1
よくいるんですよ。旨いものを知っているという人が。実は安いものだったりして・・・。